モグワンに含まれる炭水化物は多い?少ない?
簡単にいうと糖尿病は、糖をエネルギーに変えることができなくなる病気です。
最近では犬も糖尿病になるケースが増えてきています。
病気が進行すると他の病気も併発してしまうので、初期の段階で症状を抑えるしかありません。
その方法は進行具合にもよりますが、インスリン投与や食事療法など。
ですから糖尿病が疑われるときは、与えているドッグフードの炭水化物の割合を知ることが大事なのです。
そこで今回は、モグワンに炭水化物は含まれているのか、糖尿病のわんちゃんが食べてもいいのか、お話ししたいと思います。
モグワンに含まれる炭水化物の分量って?
モグワンには、カボチャやサツマイモなどの炭水化物が原材料に使われています。
そして、モグワンの炭水化物の分量は、100gあたり35g。
41.0%の割合で含まれているので、他のフードと比べると少し多めかもしれません。
ですから、残念ながら、すでに糖尿病のわんちゃんにはモグワンは不向きです。
糖尿病の犬はモグワン以外の療養食を食べるべきなのか?
確かに、ロイヤルカナンやヒルズのサイエンスダイエットなどの療養食に比べると、モグワンの炭水化物の割合は多いかもしれません。
ですから一見したところ、それら市販の療養食のほうがよさそうに思えますよね。
でも、それら市販のダイエットフードの成分表をよく見てください。
小麦やトウモロコシといった穀物類や
BHAなど人工の添加物が原料として書かれていませんか?
犬はもともと肉食獣だったため、穀類の消化が苦手な動物です。
でも、小麦やトウモロコシは
フードの量を簡単に増やすことができるために、ドッグフードにはよく含まれています。
これら穀物を摂取し続けると犬は消化不良におちいり、
皮膚トラブルや吐き戻しなど他の症状を引き起こしてしまうのです。
また、ドッグフードの酸化防止のために強力な人工添加物が使われていることもあります。
これらの添加物の中には、発がん物質が含まれているものまで。
たしかに分量としては少ないのかもしれませんが、体の小さなわんちゃんは避けたい原料ですよね。
ですので、これら穀物や人工添加物の摂取はわんちゃんの体に大きな負担がかかってしまうと分かっていただけたでしょうか。
まとめ
たしかに、上記のの療養食フードを食べると痩せるかもしれません。
でも犬の体に負担をかけてまで、穀物や人工添加物が含まれたフードを食べさせる必要はないはずです。
ですから、すでに糖尿病になってしまったわんちゃんには、できるだけ炭水化物の割合が少なくて健康に考慮した保存料を使ったフードをあげましょう!
またその際は、穀物ではなくて、動物のお肉をメインに使っているフードがべストです。
モグワンは穀物不使用で人工添加物は一切含まれていません。
サーモンや鶏の生肉をメインに作られたフードなので、糖尿病を予防したいわんちゃんにはおすすめです。